今週の概況
今週は日本時間5/11(水)の米国CPI(消費者物価指数)発表が影響し、すべてのEAがマイナス収支となりました。
ただし高収益EA(NPSS、KANZASHI)は今週の相場の高いボラティリティを活かし、収支のマイナスを最小限に抑えることができており、それぞれ次週の前半には今週のマイナスをリカバリーできる見込みです。
引き続きロシア-ウクライナ情勢を背景に、各指標における値動きの大きい期間が続いておりますので、EAを運用されている方は十分にご注意ください。
5月にリリースした新EA「KANZASHI」の仕様、特徴についてのご説明は↓の記事をご覧ください。
KABUTO
EA概要
ナンピン仕様でありながら、証拠金に合わせたロットの自動調整、値動きの激しい週末・週明けの自動停止、強制ロスカットを防ぐための自動損切機能を備えたEAです。
月利は10%を目標としているため爆発力はありませんが、バックテスト、フォワードテスト共に非常に安定感があり手堅い運用が可能です。
運用
2022/4/11より証拠金50万円で新バージョンでの運用を開始しました。
手動での稼働停止や損切は行わずに「完全放置」で運用中です。
2021年は一度も自動損切は実施しなかったものの、今年に入ってロシア-ウクライナ間の紛争に伴い、数回の自動損切を実施しています。
ロシア-ウクライナが紛争中という有事であるため、本来であれば過去の相場変動状況に鑑みEA運用を停止すべきところですが継続して放置運用を実施した成績を公開しています。
近況
日本時間5/11(水)の米国CPI(消費者物価指数)発表が影響し、今年3回目の自動損切を実施しました。
これに伴いデモ口座の証拠金が推奨証拠金の半分を下回る状態となったため、次週より新口座での再稼働を予定しています。
※あくまでも「平時」の放置運用を想定しておりますので、ロシア-ウクライナ情勢が沈静化するまでは運用を見合わせる等、十分に注意して運用することをお勧めします。
- 自動損切
強制ロスカットにならないために、EAで用意した早期に損切を実施する機能です。
マイナス決済とはなりますが、証拠金を残すことができるため継続取引ができます。 - 強制ロスカット
取引に必要な証拠金が不足し、FX会社により強制的に損切を実施されることです。
証拠金分全てがFX会社により損切されるため証拠金がゼロとなります。取引を再開する場合は、改めて証拠金を投入する必要があります。
収支
※単位:円
集計単位 | 検証開始日 | 開始時点口座残高 | 集計日 | 集計時点残高 | 収支(利益率) |
週間 | 2022/5/9 | 249,237 | 2022/5/14 | 99,699 | -149,538(-60.00%) |
2022年通算 | 2022/4/11 | 500,000 | -400,301(-80.06%) |
NPSS_EA
EA概要
ナンピン仕様で、ポジション間隔、利確pips等柔軟に設定を変更できるEAです。
通貨ペアを含めて自由にパラメータ設定が可能なため、運用する方の好みに合わせて低リスクの運用から高収益を狙える設定まで柔軟に調整可能です。
但し、本EAはナンピンの利用経験があり運用イメージがついている方、また必要に応じてご自身で裁量取引のご判断ができる方へのご利用を推奨しています。KABUTO同様、週末停止や自動損切機能も保持していますが、ON/OFFのコントロールも運用する方にて設定いただきます。
運用
50万円以下の証拠金での運用をイメージしたパラメータ設定を実施した場合の実績となります。
長期運用を見据えて最低ロット(0.01)で「EURUSD」、「GBPUSD」、「EURJPY」の3通貨での運用を行っています。
本来は裁量判断も行いながらの運用が必要ですが、実績公開用口座は「放置運用」のため、安全のために100万円の証拠金で運用を開始しています。
今後通貨ペアを絞っての運用も検討中です。
近況
今週は日本時間5/11(水)の米国CPI(消費者物価指数)発表が影響し、GBPUSDで自動損切を実施しました。
ただし、大きな相場変動に伴い他時間帯での収益が大きかったことで、結果的には-2.7万円まで損失をカバーすることができています。
次週前半には今週の損失を取り戻し、引き続きプラス収支の積み上げに復帰する見込みです。
NPSSは裁量取引のご判断ができる方向けのEAとなること、パラメータ設定についても「平時」の運用を想定していることから、ロシア-ウクライナ情勢が沈静化するまでは自動損切機能をONで運用する若しくは運用を見合わせる等、十分に注意することをお勧めします。
収支
※単位:円
集計単位 | 検証開始日 | 開始時点口座残高 | 集計日 | 集計時点残高 | 収支(利益率) |
週間 | 2022/5/9 | 1,182,551 | 2022/5/14 | 1,154,624 | -27,927(-2.36%) |
2022年通算 | 2022/4/11 | 1,000,000 | +154,624(+15.46%) |
KANZASHI(2022/5/1リリース!!)
EA概要
3通貨同時取引を行う、「高収益特化型」のナンピンEAです。
完全放置をコンセプトとしている「KABUTO」とは異なり、本EAはユーザによる資金管理(定期的な出金を行うことによる単利運用)が前提となり、ロスカットも発生しますが、高い収益性によりトータルでプラスとなる運用をイメージして設計しています。
取引のロジックはEA内部で固定化しているため、ユーザによる細かなパラメータは不要でカンタンに稼働させることができます。
また、低資金での稼働を検討されている方に向けて「マイクロ口座版」もご用意しています。
詳細については↓の記事を参照ください。
運用
4/25より、100万円の口座での稼働を開始しました。
デモ口座のため、実際の運用で想定している出金作業を行うことができないことから、単利運用を再現するため、本デモ口座に関しては特別に「含み損100万円での自動損切」を行う設定としています。
「本デモ口座での自動損切=実際の運用におけるロスカット」と置き換えて収支をご確認ください。
近況
今週は日本時間5/11(水)の米国CPI(消費者物価指数)発表が影響し、初の損切(-100万円)が発生しました。
ただし、大きな相場変動に伴い他時間帯での収益が大きかったことで、結果的には-14万円まで損失をカバーすることができています。
次週前半には今週の損失を取り戻し、引き続きプラス収支の積み上げに復帰する見込みです。
高収益設定は名前の通り大きな収益を上げることができる設定ではありますが、反面リスクも高い設定となっているため、稼働時は単利運用の徹底を心がけてください。
収支
※単位:円
集計単位 | 検証開始日 | 開始時点口座残高 | 集計日 | 集計時点残高 | 収支(利益率) |
週間 | 2022/5/9 | 2,240,424 | 2022/5/14 | 2,096,675 | -143,749(-14.37%) |
2022年通算 | 2022/4/25 | 1,000,000 | +1,096,675(+109.67%) |
※運用に記載の通り、本口座は利益を積み上げつつ100万円の含み損が出た場合は損切を行う運用で実績公開しています。よって、収支の利益率については100万円を基準として計算しています。myfxbookの利益率と計算方法が異なりますがご了承ください。
各EAの詳細や、運用までの流れなどご興味ある方はご利用の流れをご確認ください。
2021年の年間収支をまとめた記事もありますので、是非年間収支もご確認ください。