今週の概況
今週は金利政策の発表後より相場の急変動があり、KABUTOで自動損切を行いマイナス収支となりましたが、NPSS_EAで38%、KANZASHIで107%と大きなプラス収支となりました。
ロシア-ウクライナ情勢の相場への影響はかなり減ってきましたが、金利関連の経済指標における値動きが大きいため、EAを運用されている方は十分にご注意ください。
5月にリリースした新EA「KANZASHI」の仕様、特徴についてのご説明は↓の記事をご覧ください。
KABUTO
EA概要
ナンピン仕様でありながら、証拠金に合わせたロットの自動調整、値動きの激しい週末・週明けの自動停止、強制ロスカットを防ぐための自動損切機能を備えたEAです。
月利は10%を目標としているため爆発力はありませんが、バックテスト、フォワードテスト共に非常に安定感があり手堅い運用が可能です。
運用
2022/5/16より証拠金50万円で新たな口座で運用を開始しました。
手動での稼働停止や損切は行わずに「完全放置」で運用中です。
KABUTOは、2021年は一度も自動損切は実施しなかったものの、今年に入ってロシア-ウクライナ間の紛争に伴い、数回の自動損切を実施しています。
ロシア-ウクライナが紛争中という有事であるため、本来であれば過去の相場変動状況に鑑みEA運用を停止すべきところですが継続して放置運用を実施した成績を公開しています。
近況
今週は各国の金利政策発表等の影響による大きな値動きに伴い、自動損切を実施したことでマイナス収支となっています。
※放置運用については、あくまでも「平時」の放置運用を想定しておりますので、ロシア-ウクライナ情勢が沈静化するまでは運用を見合わせる等、十分に注意して運用することをお勧めします。
- 自動損切
強制ロスカットにならないために、EAで用意した早期に損切を実施する機能です。
マイナス決済とはなりますが、証拠金を残すことができるため継続取引ができます。 - 強制ロスカット
取引に必要な証拠金が不足し、FX会社により強制的に損切を実施されることです。
証拠金分全てがFX会社により損切されるため証拠金がゼロとなります。取引を再開する場合は、改めて証拠金を投入する必要があります。
収支
※単位:円
集計単位 | 検証開始日 | 開始時点口座残高 | 集計日 | 集計時点残高 | 収支(利益率) |
週間 | 2022/6/13 | 586,138 | 2022/6/18 | 295,804 | -290,334(-49.53%) |
2022年通算 | 2022/5/16 | 500,000 | -204,196(-40.84%) |
NPSS_EA
EA概要
ナンピン仕様で、ポジション間隔、利確pips等柔軟に設定を変更できるEAです。
通貨ペアを含めて自由にパラメータ設定が可能なため、運用する方の好みに合わせて低リスクの運用から高収益を狙える設定まで柔軟に調整可能です。
但し、本EAはナンピンの利用経験があり運用イメージがついている方、また必要に応じてご自身で裁量取引のご判断ができる方へのご利用を推奨しています。KABUTO同様、週末停止や自動損切機能も保持していますが、ON/OFFのコントロールも運用する方にて設定いただきます。
運用
50万円以下の証拠金での運用をイメージしたパラメータ設定を実施した場合の実績となります。
長期運用を見据えて最低ロット(0.01)で「EURUSD」、「GBPUSD」、「EURJPY」の3通貨での運用を行っています。
本来は裁量判断も行いながらの運用が必要ですが、実績公開用口座は「放置運用」のため、安全のために100万円の証拠金で運用を開始しています。
今後通貨ペアを絞っての運用も検討中です。
近況
各国の金利政策をきっかけに発生した大きな値動きを全て乗り切ったことで、週利38%と大きなプラス収支となりました。
NPSSは裁量取引のご判断ができる方向けのEAとなること、パラメータ設定についても「平時」の運用を想定していることから、ロシア-ウクライナ情勢が沈静化するまでは自動損切機能をONで運用する若しくは運用を見合わせる等、十分に注意することをお勧めします。
収支
※単位:円
集計単位 | 検証開始日 | 開始時点口座残高 | 集計日 | 集計時点残高 | 収支(利益率) |
週間 | 2022/6/13 | 1,015,918 | 2022/6/18 | 1,402,522 | +386,604(+38.05%) |
2022年通算 | 2022/6/6 | 1,000,000 | +402,522(+40.25%) |
KANZASHI(2022/5/1リリース!!)
EA概要
3通貨同時取引を行う、「高収益特化型」のナンピンEAです。
完全放置をコンセプトとしている「KABUTO」とは異なり、本EAはユーザによる資金管理(定期的な出金を行うことによる単利運用)が前提となり、ロスカットも発生しますが、高い収益性によりトータルでプラスとなる運用をイメージして設計しています。
取引のロジックはEA内部で固定化しているため、ユーザによる細かなパラメータは不要でカンタンに稼働させることができます。
また、低資金での稼働を検討されている方に向けて「マイクロ口座版」もご用意しています。
詳細については↓の記事を参照ください。
運用
4/25より運用していた口座についてはデモ専用の損切機能を入れていることもあり実態に沿わない結果となってしまったため、5/23より新たな口座で稼働を開始しました。
デモ口座のため、実際の運用で想定している出金作業を行うことができないことから、単利運用を再現するため、本デモ口座に関しては特別に「含み損100万円での自動損切」を行う設定としています。
「本デモ口座での自動損切=実際の運用におけるロスカット」と置き換えて収支をご確認ください。
近況
6/6週にロスカットとなった口座を6/13(月)より新たな口座で運用を開始しました。
各国の金利政策をきっかけに発生した大きな値動きを全て乗り切ったことで、週利107%と大きなプラス収支となりました。
本来は重要指標に合わせて稼働を停止することで運用が安定しますが、引き続き放置運用を実施した場合の実績を公開していきます。
集計単位 | 検証開始日 | 開始時点口座残高 | 集計日 | 集計時点残高 | 収支(利益率) |
週間 | 2022/6/13 | 1,000,000 | 2022/6/18 | 2,078,064 | +1,078,064(+107.81%) |
2022年通算 | 2022/6/13 | 1,000,000 | +1,078,064(+107.81%) |
各EAの詳細や、運用までの流れなどご興味ある方はご利用の流れをご確認ください。
2021年の年間収支をまとめた記事もありますので、是非年間収支もご確認ください。