今週の概況
今週は非常に大きな相場変動があり、全てのEAで損切若しくはロスカットが発生しました。
KANZASHIは2週間連続での損切を行ったことで利益はさらに目減りしてしまいました。ただ、今週は100万円の損切を行ったものの収益性がよいこともあり約マイナス10万円ほどの収支に留まりました。4週間で130%の収益となっており当初100万円の残高が現在では依然約234万円となっています。
KABUTOは損切によりマイナス収支、NPSSはEURJPYの値動きによりロスカットとなりました。
金利関連の経済指標における値動きが大きいため、EAを運用されている方は十分にご注意ください。
5月にリリースした新EA「KANZASHI」の仕様、特徴についてのご説明は↓の記事をご覧ください。
KABUTO
EA概要
ナンピン仕様でありながら、証拠金に合わせたロットの自動調整、値動きの激しい週末・週明けの自動停止、強制ロスカットを防ぐための自動損切機能を備えたEAです。
月利は10%を目標としているため爆発力はありませんが、バックテスト、フォワードテスト共に非常に安定感があり手堅い運用が可能です。
運用
2022/5/16より証拠金50万円で新たな口座で運用を開始しました。
手動での稼働停止や損切は行わずに「完全放置」で運用中です。
KABUTOは、2021年は一度も自動損切を実施しなかったものの、今年に入ってロシア-ウクライナ間の紛争に伴い、数回の自動損切を実施しています。
近況
今週は7/5に各通貨大きな値動きがあり、損切を実施しました。
資金が目減りしてきていますが、15万円での運用も可能なため継続して放置運用した結果を報告します。
- 自動損切
強制ロスカットにならないために、EAで用意した早期に損切を実施する機能です。
マイナス決済とはなりますが、証拠金を残すことができるため継続取引ができます。 - 強制ロスカット
取引に必要な証拠金が不足し、FX会社により強制的に損切を実施されることです。
証拠金分全てがFX会社により損切されるため証拠金がゼロとなります。取引を再開する場合は、改めて証拠金を投入する必要があります。
収支
※単位:円
集計単位 | 検証開始日 | 開始時点口座残高 | 集計日 | 集計時点残高 | 収支(利益率) |
週間 | 2022/7/4 | 336,651 | 2022/7/9 | 179,647 | -157,004(-46.64%) |
2022年通算 | 2022/5/16 | 500,000 | -320,353(-64.07%) |
NPSS_EA
EA概要
ナンピン仕様で、ポジション間隔、利確pips等柔軟に設定を変更できるEAです。
通貨ペアを含めて自由にパラメータ設定が可能なため、運用する方の好みに合わせて低リスクの運用から高収益を狙える設定まで柔軟に調整可能です。
但し、本EAはナンピンの利用経験があり運用イメージがついている方、また必要に応じてご自身で裁量取引のご判断ができる方へのご利用を推奨しています。KABUTO同様、週末停止や自動損切機能も保持していますが、ON/OFFのコントロールも運用する方にて設定いただきます。
運用
50万円以下の証拠金での運用をイメージしたパラメータ設定を実施した場合の実績となります。
長期運用を見据えて最低ロット(0.01)で「EURUSD」、「GBPUSD」、「EURJPY」の3通貨での運用を行っています。
本来は裁量判断も行いながらの運用が必要ですが、実績公開用口座は「放置運用」のため、安全のために100万円の証拠金で運用を開始しています。
今後通貨ペアを絞っての運用も検討中です。
近況
7/5に各通貨で大きな値動きが発生しましたため、ロスカットとなりました。
NPSSは裁量取引のご判断ができる方向けのEAとなるため、本来は重要指標に合わせて稼働を停止することで運用が安定しますが、引き続き放置運用を実施した場合の実績を公開していきます。
収支
7/5にロスカットとなりました。その後も相場変動が激しかったため7/4週の再稼働を見送りました。
7/11以降に新たな口座で報告を予定しています。
KANZASHI
EA概要
3通貨同時取引を行う、「高収益特化型」のナンピンEAです。
完全放置をコンセプトとしている「KABUTO」とは異なり、本EAはユーザによる資金管理(定期的な出金を行うことによる単利運用)が前提となり、ロスカットも発生しますが、高い収益性によりトータルでプラスとなる運用をイメージして設計しています。
取引のロジックはEA内部で固定化しているため、ユーザによる細かなパラメータは不要でカンタンに稼働させることができます。
また、低資金での稼働を検討されている方に向けて「マイクロ口座版」もご用意しています。
詳細については↓の記事を参照ください。
運用
4/25より運用していた口座についてはデモ専用の損切機能を入れていることもあり実態に沿わない結果となってしまったため、5/23より新たな口座で稼働を開始しました。
デモ口座のため、実際の運用で想定している出金作業を行うことができないことから、単利運用を再現するため、本デモ口座に関しては特別に「含み損100万円での自動損切」を行う設定としています。
「本デモ口座での自動損切=実際の運用におけるロスカット」と置き換えて収支をご確認ください。
近況
EURJPYの大きな値動きにより、損切を実施しました。
前週までの3週間で140%ほどのプラス収支でしたが、更に損切を行ったことで4週間で130%の収益となりました。しっかりと出金を実施しておく前提ではありますが、当初100万円の残高が現在では約230万円となっており4週間の実績としては十分に高い収益と言えそうです。
リスクは比較的大きいEAですが、その分短期間での収益性が高いことがわかると思います。
運用方法も含めてご紹介していますのでご興味のある方は是非お問い合わせください。
本来は重要指標に合わせて稼働を停止することで運用が安定しますが、引き続き放置運用を実施した場合の実績を公開していきます。
集計単位 | 検証開始日 | 開始時点口座残高 | 集計日 | 集計時点残高 | 収支(利益率) |
週間 | 2022/7/4 | 2,432,965 | 2022/7/9 | 2,341,452 | -91,513(-9.15%) |
2022年通算 | 2022/6/13 | 1,000,000 | +1,341,452(+134.15%) |
各EAの詳細や、運用までの流れなどご興味ある方はご利用の流れをご確認ください。
2021年の年間収支をまとめた記事もありますので、是非年間収支もご確認ください。