今週の概況
今週は8/10(水)の米国CPI指標が予想から離れた内容となったことで、ドルストレートを中心とした各通貨ペアで大きな値動きが発生し、KABUTO-ProjectのEAでも少なからず影響が起きています。
NPSS_EAは自動損切を実施したものの、高い収益性によって週の通算収支はプラスとなりました。
KANZASHIも自動損切を実施し、今週はマイナスの結果となってしまいましたが、通算収支は引き続きプラスを継続しています。
※8月はお盆休みもあるため従来以上に相場変動が激しくなる可能性があります。EAを運用されている方は十分にご注意ください。
KABUTO
EA概要
ナンピン仕様でありながら、証拠金に合わせたロットの自動調整、値動きの激しい週末・週明けの自動停止、強制ロスカットを防ぐための自動損切機能を備えたEAです。
月利は10%を目標としているため爆発力はありませんが、バックテスト、フォワードテスト共に非常に安定感があり手堅い運用が可能です。
運用
2022/5/16より証拠金50万円で新たな口座で運用を開始しました。
手動での稼働停止や損切は行わずに「完全放置」で運用中です。
KABUTOは、2021年は一度も自動損切を実施しなかったものの、今年に入ってロシア-ウクライナ間の紛争に伴い、数回の自動損切を実施しています。
近況
何度か相場に大きな値動きがあったものの、安定して通常以上の利益を積み上げることができた1週間となりました。
5/16の運用開始から立て続けに損切を実施していましたが、8/1週までの運用で1回分の損切はほぼ取り戻すことができました。引続き現在の証拠金で運用を続けていきます。
- 自動損切
強制ロスカットにならないために、EAで用意した早期に損切を実施する機能です。
マイナス決済とはなりますが、証拠金を残すことができるため継続取引ができます。 - 強制ロスカット
取引に必要な証拠金が不足し、FX会社により強制的に損切を実施されることです。
証拠金分全てがFX会社により損切されるため証拠金がゼロとなります。取引を再開する場合は、改めて証拠金を投入する必要があります。
収支
※単位:円
集計単位 | 検証開始日 | 開始時点口座残高 | 集計日 | 集計時点残高 | 収支(利益率) |
週間 | 2022/8/8 | 331,997 | 2022/8/13 | 359,950 | +27,953(+8.42%) |
2022年通算 | 2022/5/16 | 500,000 | -140,050(-28.01%) |
NPSS_EA
EA概要
ナンピン仕様で、ポジション間隔、利確pips等柔軟に設定を変更できるEAです。
通貨ペアを含めて自由にパラメータ設定が可能なため、運用する方の好みに合わせて低リスクの運用から高収益を狙える設定まで柔軟に調整可能です。
但し、本EAはナンピンの利用経験があり運用イメージがついている方、また必要に応じてご自身で裁量取引のご判断ができる方へのご利用を推奨しています。KABUTO同様、週末停止や自動損切機能も保持していますが、ON/OFFのコントロールも運用する方にて設定いただきます。
運用
50万円以下の証拠金での運用をイメージしたパラメータ設定を実施した場合の実績となります。
長期運用を見据えて最低ロット(0.01)で「EURUSD」、「GBPUSD」、「EURJPY」の3通貨での運用を行っています。
本来は裁量判断も行いながらの運用が必要ですが、実績公開用口座は「放置運用」のため、安全のために100万円の証拠金で運用を開始しています。
今後通貨ペアを絞っての運用も検討中です。
近況
8/10(水)の米国CPI指標に伴い各通貨ペアで大きな値動きが発生し、GBPUSDで自動損切を実施しています。
その後は高い収益性を発揮し、週通算の収益はプラスで終えています。
NPSSは裁量取引のご判断ができる方向けのEAとなるため、本来は重要指標に合わせて稼働を停止することで運用が安定しますが、引き続き放置運用を実施した場合の実績を公開していきます。
収支
7/13より新たな口座で再稼働しました。
8/2のEURJPYの大きな値動きで一時的に大きな含み損がありましたが、問題なく利確し、高い収益性で大幅プラス収支となりました。
集計単位 | 検証開始日 | 開始時点口座残高 | 集計日 | 集計時点残高 | 収支(利益率) |
週間 | 2022/8/8 | 1,465,552 | 2022/8/13 | 1,491,181 | +25,629(+1.75%) |
2022年通算 | 2022/7/13 | 1,000,000 | +491,181(+49.12%) |
KANZASHI
EA概要
3通貨同時取引を行う、「高収益特化型」のナンピンEAです。
完全放置をコンセプトとしている「KABUTO」とは異なり、本EAはユーザによる資金管理(定期的な出金を行うことによる単利運用)が前提となり、ロスカットも発生しますが、高い収益性によりトータルでプラスとなる運用をイメージして設計しています。
取引のロジックはEA内部で固定化しているため、ユーザによる細かなパラメータは不要でカンタンに稼働させることができます。
また、低資金での稼働を検討されている方に向けて「マイクロ口座版」もご用意しています。
詳細については↓の記事を参照ください。
運用
4/25より運用していた口座については公開口座専用の損切機能を入れていることもあり実態に沿わない結果となってしまったため、5/23より新たな口座で稼働を開始しました。
公開口座は出金を行わず「含み損100万円での自動損切」を行う設定とすることで、報告上の損益を見やすくしています。
「本公開口座での自動損切=実際の運用におけるロスカット」と置き換えて収支をご確認ください。
近況
8/10(水)の米国CPI指標の影響で自動損切を実施し、今週はマイナス収支となっております。
※公開口座上は通貨ペア別の含み損で損切判断を行っている都合上、2回の損切を実施しましたが、実運用の場合は通貨ペア通算で損切判断を行うため、損切は1回(本報告に比べて100万円程度は損失が少ない)となります。
また、稼働当初からの高収益によって通算収支は70%以上のプラスを継続しています。
本EAは比較的リスクの高いEAのため、ご利用中の皆様には重要指標での稼働停止を推奨しておりますが、次週以降も引き続き放置運用を実施した場合の参考情報として公開していく予定です。
運用方法も含めてご紹介していますのでご興味のある方は是非お問い合わせください。
集計単位 | 検証開始日 | 開始時点口座残高 | 集計日 | 集計時点残高 | 収支(利益率) |
週間 | 2022/8/8 | 3,468,349 | 2022/8/13 | 1,716,246 | -1,752,103(-175.21%) |
2022年通算 | 2022/6/13 | 1,000,000 | +716,246(+71.62%) |
各EAの詳細や、運用までの流れなどご興味ある方はご利用の流れをご確認ください。
2021年の年間収支をまとめた記事もありますので、是非年間収支もご確認ください。