1.本記事について

1-1.本記事の目的

 海外FXの入出金手段は銀行口座だけではなくクレジットカードや電子決済サービスなど多岐にわたります。
 FX業者によって各手段の利用可否や手数料が異なるため、本記事でその特徴を確認していただければと思います。
 また、入金手段によって出金時の制約が存在する場合もあるため、ご自身の入出金手段を考慮しつつ、FX業者を選定することをお勧めします。

1-2.記載内容の前提事項

 本記事を参照いただくにあたり、以下が前提となることを予めご了承ください。

  • 比較対象の会社について
    本記事では下記の関連記事の基準で選定された会社を比較対象としております。

2.入金、出金の手段について

 本項では多くのFX業者で採用されている入出金手段について、メリット/デメリットを中心に解説しております。
 メリット/デメリットは、「共通的に利用できるか」、「利益の出金制限有無」、「追加口座開設有無」、「手数料」の観点で4つの入出金手段で比較し、上位2位まではメリット、3位以下はデメリットとして記載しています。

 ※FX業者によっては下記以外の手段を採用しているケースもありますが、ほぼ利用することはないと考えられるため、個別説明は割愛いたします。

2-1.銀行送金について

 トレーダー自身の銀行口座とFX口座間で資金移動を行う方法です。FX口座の入出金においてまずイメージする方法はこちらかと思います。

メリット
  • ほぼすべてのFX業者の入出金手段として採用されている
  • 利益分の出金に使用できる(詳細は「3.出金手段の制限について」参照)
  • 銀行口座のみを所有するトレーダーの場合、FX口座開設時にクレジットカードや電子決済口座などを別途開設する手間が不要
デメリット
  • 入金/出金ともに、資金移動先口座への反映に時間がかかる(最低2,3営業日)
  • 中間銀行を経由するため、手数料が高め(一度の振り替えに$30~$50)
    ※上記手数料の内訳は為替手数料、海外送金手数料となります。FX会社が徴収する手数料は基本的にはありません。
2-2.クレジットカードについて

 クレジットカードの決済でFX口座との資金移動を行う方法です。
 出金可能額について後述のデメリットがありますが、入金においては手数料、着金期間の観点でKABUTO-Projectが最もお勧めする資金移動方法です。
 特に入金完了までの時間が最も短いため、すぐに取引を開始したい方にはお勧めの入金手段です。

メリット
  • ほぼすべてのFX業者の入出金手段として採用されている
  • 入金/出金ともに手数料が無料
  • 入金は口座に即時反映される

デメリット
  • 入金額以上の金額を出金できない(詳細は「3.出金手段の制限について」を参照)
  • 出金時はクレジットカードの返金として処理されるため、銀行口座の反映までに時間を要する(クレジットカードの締め日によって反映までの期間は異なる)
  • FX業者によって利用できるブランド、カード会社に制限がある
    ※「VISAは使えるがMasterはNG」、「同じVISAでも三井住友VISAはNG、楽天カードはOK」など。利用可否範囲は頻繁に変更されるため、利用できるかどうかは実際に試してみる必要があります。
2-3.bitwalletについて

 bitwallet(ビットウォレット)は電子決済サービス(e-wallet)の名称で、多くの海外FX口座との資金移動が可能です。
 利益の出金において、手数料、着金期間、利益出金の観点でKABUTO-Projectが最もお勧めする資金移動方法です。(bitwalletの説明、利用方法は追って別途記事を作成予定です)

利益の出金において、手数料、着金期間、利益出金の観点でオススメの電子決済サービス「bitwallet(ビットウォレット)」
クリックで公式HPに移動します
メリット
  • ほぼすべてのFX業者の入出金手段として採用されている
  • 入金/出金ともにFX業者とのやり取りは手数料が無料
  • 利益分の出金ができる手段のうちトータルの手数料が最安(トレーダーの銀行口座とbitwallet口座間の送金手数料は下記注釈参照)
  • bitwallet口座とFX業者とのやり取りは入金/出金ともに口座に即時反映される
  • 出金時にトレーダーの銀行口座に送金完了するまでの時間が最短(1,2営業日)
  • 利益分の出金に使用できる業者が多い(詳細は「3.出金手段の制限について」参照)

※トレーダーの銀行口座とbitwallet口座間の送金時にはbitwallet所定の手数料が発生します。送金手段によって異なりますが、銀行口座の場合はbitwallet口座への入金時に「銀行口座の振込手数料+入金額の0.5%」、銀行口座への出金時に「1回あたり824円」がかかります。手数料はユーザのランクに応じて最安「1回あたり412円」まで下がります。この手数料を含めて、利益分の出金手数料はbitwalletが最安です。

デメリット
  • 一度bitwallet口座を経由するため、トレーダーの銀行口座とFX口座間の送金完了までの手間が増える
  • bitwalletのアカウントを作成する手間がかかる
2-4.STICPAYについて

 STICPAY(スティックペイ)はbitwalletと同じく電子決済サービス(e-wallet)の一つで、こちらもいくつかのFX業者で資金移動手段として利用できます。
 本支払方法は手数料の観点でbitwalletに劣るため、両方が利用できるFX業者であればbitwalletを利用いただくのがよいかと思います

FX業者で資金移動手段として利用ができる「STICPAY(スティックペイ)」
クリックで公式HPに移動します
メリット
  • STICPAY口座とFX業者とのやり取りは入金/出金ともに口座に即時反映される
  • 出金時にトレーダーの銀行口座に送金完了するまでの時間が最短(1,2営業日)
  • 利益分の出金に使用できる業者が多い(詳細は「3.出金手段の制限について」参照)

デメリット
  • 出金時の手数料がbitwalletと比較して割高である(トレーダーの銀行口座とSTICPAY口座間の送金手数料は下記注釈参照)
  • bitwalletと異なり、出金時にFX業者からも手数料を徴収されるケースがある(詳細は「4.海外FX業者の入出金手段一覧」参照)
  • 一度STICPAY口座を経由するため、トレーダーの銀行口座とFX口座間の送金完了までの手間が増える
  • STICPAYのアカウントを作成する手間がかかる

※トレーダーの銀行口座とSTICPAY口座間の送金時にはSTICPAY所定の手数料が発生します。送金手段によって異なりますが、銀行口座の場合はSTICPAY口座への入金時に「銀行口座の振込手数料+入金額の2%」、銀行口座への出金時に「1回あたり800円+出金額の1.5%」がかかります。

3.出金手段の制限について

3-1.出金手段の優先順について

 海外FXには「出金手段の優先順」という原則があります。具体的には以下のルールです。

  1. 出金額が入金額に到達するまでは、入金手段と同じ方法で出金を行う必要がある
  2. クレジットカード(XM Tradingの場合は+bitwallet)での出金は入金額が上限となり、入金額以上の金額の出金は別の手段とする必要がある

 上記背景の詳細は理解に及びませんが、「マネーロンダリング等の不正利用を回避するため」と各FX業者のHPに掲載されています。

 このルールを受け、我々トレーダーは利益分を出金できる手段(bitwallet、STICPAYなどの電子決済口座または銀行口座)を、入金方法にかかわらずあらかじめ用意する必要があります

3-2.入金手段に応じた出金イメージ

 説明だけでは少しわかりづらいため、出金時の例をいくつか挙げると、、、

例①:クレジットカードで5万円を入金し、トレードの結果20万円の利益が出たため、そのうち8万円を出金しようとした場合
   ⇒出金額のうち入金額と同額の5万円はクレジットカードで出金する必要があります。(ルール1の適用)
   ⇒残りの3万円はクレジットカードから出金することはできず、利益を出金できる他の手段(銀行口座、電子決済口座)を利用する必要があります。(ルール2の適用)

例②:bitwalletで5万円を入金し、トレードの結果20万円の利益が出たため、そのうち8万円を出金しようとした場合
   ⇒出金額のうち入金額と同額の5万円はbitwalletで出金する必要があります(ルール1の適用)
   (XM Tradingの場合)
   ⇒例①と同じく、XM Tradingはbitwalletにも出金額の上限があるため、残りの3万円は銀行送金で出金する利用する必要があります。(ルール2の適用)
   (XM Trading以外のFX業者の場合)
   ⇒例①と異なり、bitwalletは出金額の上限がないため、一度に8万円をbitwalletから引き出すこともできますし、残りの3万円のみを利益を出金できる他の手段(銀行口座、STICPAY口座)で引き出すこともできます。(ルール2は適用されない)

4.海外FX業者の入出金手段一覧

 ここまで説明してきました各入出金手段について、本サイトでご紹介している海外FX業者における利用可否および手数料を一覧化致しました。
 一覧をご覧いただく上での注意事項を以下に記載いたします。

  • 表内の()については、FX業者から徴収される手数料がある場合のみ記載しております。記載がない場合はFX業者への手数料は無料です。
    ※別途、「2.入金、出金の手段について」にて記載している手段ごとの入出金の過程の手数料は発生します
  • クレジットカードについては、「〇」となっていた場合であってもブランド、カード会社によって使用できない可能性があります。詳細は各社HPを参照ください。
    ※基本的に現在MasterCardは利用できないと言われています。
  • 「NETELLER」「Skrill」など、海外FX業者の公式サイトでは入出金手段として掲載されているものの日本国内から撤退しているサービスは記載対象外としています。
  • 本サイトにおいても随時最新情報に更新していく予定ですが、入出金手段については頻繁に更新されるため、口座開設前に公式HPで最新の情報をご確認いただくことをお勧めいたします。
FX業者 銀行送金 クレジット
カード
bitwallet sticpay その他 公式
サイト
XM Trading 入金 BXONEwallet
出金 ×
TitanFX 入金
出金 ×
FXGT 入金 仮想通貨(BTC、ETH、XRP、USDT)
出金 仮想通貨(BTC、ETH、XRP、USDT)
FBS 入金 × Perfect Money
Globepay
Bonsai pagamentos
出金 ×
(1EUR/出金)
Perfect Money
Globepay
Bonsai pagamentos
LAND FX 入金 ×
出金
(約$45)
×
(0.3USD+2.5%)
Tradeview 入金 PayPal ※その他電子決済サービス多数
出金
(1%)
※その他電子決済サービス多数
HotForex 入金 × × Bitcoin Cash
仮想通貨 Vload
出金 × × Bitcoin(1%)
Vload
表からわかること
  • 銀行送金はFBSHotForexが入出金ともに不可、TitanFXは出金のみ不可となっております。
  • クレジットカードは全社利用可能ですが、FBSのみ出金時に手数料が発生します。
  • bitwalletはLAND FX以外のFX業者で利用可能です。ただし、TradeViewは出金時に手数料が発生します。また、XM Tradingは入金額以上を出金することができません。
  • STICKPAYはFXGTHotForexは入出金ともに利用不可、LAND FXは出金時に手数料が発生します。
  • LAND FXは利益の出金時に必ずFX業者への手数料を伴うことになります。

5.本記事のまとめ

  • 海外FXにおける主な入出金手段には以下が存在します。
    • 銀行送金
    • クレジットカード
    • 電子決済サービス(bitwallet、STICKPAYなど)
  • クレジットカードはすべてのFX業者で使用でき、手数料、着金速度が魅力ですが、出金手段に制約があるため、あらかじめ出金手段を考慮したうえで入金手段を検討する必要があります。
  • 総合的に、KABUTO-Projectでは「入金手段:クレジットカード」、「出金手段:bitwallet」の利用をお勧めしています

  • 上記および一覧表の内容を踏まえ、利益の出金手段にbitwalletを利用できる以下のFX業者が入出金手段の観点で優位であるという結論になります。
    XM Trading、TitanFX、FXGT、FBS、TradeView、HotForex

   ※ただしXM Tradingについては現時点ではbitwalletを利益の出金手段にすることができず、利益分は銀行送金のみでの出金となります。出金についての規約は頻繁に更新されるため、状況変わり次第本ページを更新予定です。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事